総合評価 ★★★☆☆
以前ハンガリーに住んでいたとき、イギリスからウィッタードの紅茶を購入しました。

送料は結構かかったのですが、イギリス国内と変わらないお値段で紅茶が買えたので、日本からウィッタードの紅茶を買うのより、だいぶお得!
それからゆっくり飲み進めていた紅茶の一つが、イギリス・ロンドンの地名をテーマにした紅茶セット「The British Icons Mini Caddy Gift Box」。
・チェルシーブレックファスト
・コベントガーデンブレンド
・ピカデリーブレンド
の3種類の紅茶が、小さなキャディ缶に入ったとてもかわいいギフトボックスです。


今回はそのひとつである「ピカデリーブレンド」について、記録します。
ウィッタード「Piccadilly Blend」の基本情報
「ピカデリー」とは、ロンドンのピカデリーサーカスとハイド・パーク・コーナーを結ぶ通りのこと。
フォートナムアンドメイソンの本店やリバティなど有名なお店が近くに多数あり、有名なショッピング街のひとつ。
観光スポットとしても人気の通りなんだそうです。
公式サイトの商品説明
そんな「ピカデリー」の名前を冠した紅茶。
一体どんなフレーバーなんでしょうか。
If you walk down piccadilly with a poppy or a lily..
Don your top hat and take a trip to town with our Piccadilly Blend, inspired by our long history of expertise. Bringing together the best of British and Eastern tea tradition, we’ve blended a classic loose leaf black tea with floral flavours of rose, strawberry and lotus, luxuriantly layered with colourful cornflowers petals. Radiant, fragrant and subtly sweet, it’s a beautiful brew for afternoon tea – don’t forget the three-tiered cake stand…
The bespoke storage caddy makes a perfect gift for any tea-loving Anglophile.
引用元Webサイト:https://www.whittard.com/gifts/piccadilly-blend-loose-leaf-mini-caddy-343509.html
グーグル翻訳を駆使しながら意訳させていただくと、こんな感じでしょうか。
「ケシ(ポピー)またはユリの花を持って、ピカデリー通りを歩いたら…。
トップハットをかぶり、当社の長い専門知識をもとに作られたピカデリーブレンドで、街に出かけてはいかがでしょうか。
イギリスと東洋の紅茶の伝統を組み合わせ、私たちはクラシックな紅茶の茶葉に、バラ・ストロベリー・蓮の花の香りを加え、贅沢にカラフルな矢車菊の花びらを重ねました。この茶葉で淹れた紅茶は、輝いていて、香りも良く、ほのかな甘さがあってアフタヌーンティーにぴったりです。3段のケーキスタンドもお忘れなきよう。
別注のキャディ缶は、お茶を愛するイギリス人へのギフトとして最適です。」
この紅茶は、3種のお花の香りが使われていて、矢車菊の花弁が入っている紅茶のようです。
茶葉を見てみると、確かに青色と白っぽいきれいな花弁がたくさん入っていて、すごくきれい。
茶葉を嗅いでみると、強いお花の香りがしました。
別注のキャディ缶には、ロンドンらしいマッチ棒のような帽子を被ったイギリス近衛兵の姿が描かれています。
ひとつの缶に茶葉は40g入り。公式サイトには、1缶20杯分となっていましたので、いっぱいあたり2g使うのが良さそうです。
紅茶の詳細情報
ブランド名:ウィッタード(Whittard)
紅茶名:ピカデリーブレンド(Piccadilly Blend)
原材料:92% Black Tea, Hibiscus, Flavourings, Cornflower Petals
紅茶の産地:不明
購入場所:ハンガリーに住んでいるときにイギリスから購入
ウィッタード「Piccadilly Blend」をレビュー

抽出方法
公式サイトにも、そしてキャディ缶にもピカデリーブレンドに特化した紅茶の抽出方法は書いてありませんでした。
でも前述の通り、茶葉40gで20杯分と書いてありましたので、一杯2g計算で淹れると良さそう。
飲んだ感想
実際に淹れてみると、すごい強いお花の香り…!フラワリーだ。
あまり紅茶らしい強い渋みはなく、やわらかい紅茶の味のベースに、しっかりめのお花の香りが広がります。
1番最初に強く感じるのはバラ。その直後にちょっとエスニックな感じの花もかおる。これが蓮の香りかな?
確かに西洋っぽいんだけど、ほのかにアジアンな雰囲気のちょっと変わったお茶です。
ストレートで楽しいお茶で、ミルクとの相性はあまり良くない気がしました。
結構香りが強い紅茶なので、フレーバードティーが苦手な方だと飲みにくい印象。
合わせるお菓子は、香りが強いものよりも、シンプルなバタークッキーなどが合うと思いました。
とにかくお花の香りが強いので、食事向きのお茶ではないです。
単体で華やかな気分に浸りたいときに、ちょびっと飲むのがおすすめ。
個人的には、ガバガバ飲めるお茶ではありませんでした。
ウィッタード「Piccadilly Blend」レビューまとめ

以上、ウィッタードのピカデリーブレンドの記録でした。
かなり香りが強い紅茶で、好みが分かれそう…。
私はというと、ハンガリーで飲んでいたときはすごくおいしいと思っていたのですが、日本に帰ってきてから飲んだら、香りが強すぎで苦手な部類になってしまいました…。
水の違いもあるかもしれませんが、たぶん香料に対する耐性?みたいなのが変わった気がします。
ハンガリーで平気で使っていた柔軟剤の匂いがついた洋服が、日本に帰ってきたら匂いが強くて気になりすぎて着られないのと同様の現象かも…。
イギリスの紅茶は、イギリスでの生活に合わせて作られているのかもしれませんね。
日本国内のアマゾン・楽天などでは、このウィッタードのピカデリーブレンドを購入することは難しいようですが、アールグレイやイングリッシュブレックファストなど定番のフレーバーは買うことができます。
