先日ルピシアの夏の福袋を買ってみました。
そのなかに初めて飲む産地「スリランカのウダプセラワ」のシングルオリジンの紅茶が!
ウダプセラワのラッキーランド茶園のシングルオリジン紅茶「ラッキーランド クオリティー」について、今回ご紹介します。
ウダプセラワの紅茶の特徴とは?
初めて飲む産地の紅茶なので、まずは「ウダプセラワ」について簡単にまとめてみます!
ウダプセラワ(Uda Pussellawa)は、スリランカの中央よりも少し南東に位置する地域。中央山脈の南に位置していて、標高が高いエリアです。
ウダプセラワの主な茶園のひとつである「ラッキーランド茶園」はこの辺り↑
実は、ウダプセラワはウバ・ヌワラエリヤ・キャンディ・ディンブラの4つの紅茶の産地の間にあるエリア。
ここで採れた茶葉は、かつてはウバとして出荷されていましたが、近年になって「ウダプセラワ」産の紅茶として独立して呼ばれるようになったのだそう。
味わいは、ヌワラエリヤの爽やかさと、ウバよりも少し優しい爽快な渋みが特徴。
クセがあまりなくて飲みやすく、ブレンドティーなどにもよく使われています。
ルピシア「ラッキーランド クオリティー」の基本情報
そんなウダプセラワにある茶園のひとつが、今回いただく紅茶名にもついている「ラッキーランド」です!
紅茶の商品説明
こちらの商品、すでにルピシアでは取り扱いがない紅茶のようですね。
Webサイトには商品説明が書かれていなかったので、パッケージに書かれていた説明を引用させていただきます。
LUCKY LAND BOP QUALITY 2022
ラッキーランド クオリティー セイロン・ウダプセラワ
ミント系のシャープな香りとフルーティーな甘み。程よいコクがミルクにも合う、ウダプセラワの夏摘み紅茶。
ウダプセラワのクオリティーシーズンは、年に2回。
ヌワラエリヤの近い地域では、1~2月、ウバに近いエリアでは7~8月。今回いただくものは、夏摘みです!
茶葉の様子
茶葉のグレードは、BOP(ブロークンオレンジペコ)。
かなり細かい茶葉で、抽出時間は短めで良さそう。
ウダプセラワでは、オーソドックス製法で紅茶が作られており、その茶葉の多くはBOPもしくは、BOPF(ブロークンオレンジペコファニングス)です。
紅茶の詳細情報
ブランド名:ルピシア(LUPICIA)
紅茶名:ラッキーランド クオリティー
原材料:紅茶
紅茶の産地:スリランカ・ウダプセラワ
おおよその価格:不明(50gで600円ほどでしょうか。)
カフェイン量:あり
購入場所:ルピシアの夏の福袋
ルピシア「ラッキーランド クオリティー」をレビュー
それでは、ラッキーランド茶園のウダプセラワをいただきます。
抽出方法
抽出方法は、パッケージに書かれていました!
茶葉の量 2.5-3g
お湯の温度 熱湯
浸出時間 45秒-1.5分
色・香り
水色は透明感が少なめの赤色。
ヌワラエリヤにも近い地域ということですが、ヌワラエリヤと比べると水色はかなり赤い印象です。
香りは、甘みがありますね。
とろみがあって芳醇なかおり。こちらもヌワラエリヤのような若草っぽさは、あまり感じられませんでした。
飲んだ感想
飲んでみると、紅茶のコクも感じつつ、爽やかで口の中をすーっと切れるような渋みが!
甘みのある紅茶というよりは、さっぱりとしていて、緑茶や烏龍茶に近いような飲み心地。
確かにヌワラエリヤの瑞々しさ、そしてウバのような爽快な渋みがある…!
さっぱりとした紅茶で、夏に良いですね。
クセもないので、サンドイッチなど食事系にも合わせやすそう!
急冷でアイスでも試してみましたが、とっても爽やかでした。やはり烏龍茶に近い味わいに感じます。ただアイスの方が渋みをちょっと強く感じるかも…。
私はボディが強い紅茶だとは感じなかったため、和菓子との食べ合わせも良さそうですね。ただ渋みはしっかりとあるので、酸味のあるお菓子などとの相性は微妙かもしれません。
濃いめに入れてミルクと合わせても良いとのことで、次回はミルクと合わせてみたいと思います!