あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。
すっかりお正月があけてしまいましたが、2023年のお茶納めは、姫茶伝さんの「祁門紅茶特級」でした。
2024年の福袋に入っていたものです。
紅茶専門店で購入したキームン紅茶は、何度か飲んだことがありますが、中国茶専門店のキームンははじめて。
これまで飲んできたキームン紅茶の場合、基本的に抽出は一度。こちらは何煎か楽しめるようです!
姫茶伝「祁門紅茶(特級)」とは?
紅茶の詳細は、姫茶伝さんの公式サイトから引用させていただきます。
世界三大紅茶の一つ「祁門紅茶(特級)」を入荷しました!
口に含んだ瞬間、、、
まろやかかつ重厚な味わいがひろがってきます。
やや遅れて、キーマン特有の軽い焙煎香と、バラと蘭花の甘い香り(キーマン香)が漂います。そして、わずかにレモンを思わせる酸味と軽い渋みがその味わいを徐々に引締めていきます。
時間が経つにつれて透明かつサッパリとした清々しい味わいに変わっていきます。雑みの全くない澄んだ味わいは品質の良さを表しています。紅茶の概念さえ変わりそうな、軽くやさしい味わい。茶葉の発展に挑戦していた時代だからこそ誕生したお茶なのかも知れません。
この品種は、いわゆる紅茶の渋みや苦味を押さえ仕上がりを上品にしる「小葉種」を使用しています。
※ストレートがよく合います。氷をたっぷり入れてアイスにも!
引用元:公式サイト
茶葉の様子
茶葉は、キームンらしい黒に近い色合い。
大ぶりの等級で、ヨリがしっかりしている印象を受けました。
姫茶伝「祁門紅茶特級」をレビュー
それでは実際に飲んでみます!
いつも飲んでるキームンとも少し雰囲気が異なる感じがする…!美味しい苦みに加えて、蘭のようなお花の香りを強く感じます。
飲んだ後に喉元に煙っぽさが感じられて、余韻も楽しい。
香りの濃厚さはありますが、コクがあるというよりも口当たりが優しいので、ストレートですごく美味しいですね!
淹れたあとのキームンの茶葉をあまり見たことがなかったけれど、チョコレートを削ったような色合い。形状が美しい。
抽出後の茶葉を香ってみても、スモーキーですごく良い匂い。
2023年最後のお茶を、好きなキームンで締められてとても嬉しいです。
二煎目もいってみるか!
慣れてない蓋碗を持つのが熱すぎるので、2回目は温度を下げて淹れたところ、だいぶ軽く入りました。
その後、温度を上げて三煎目、そして蓋碗のまま四煎目、五煎目を楽しみました。
紅茶なので、やはり一煎目が一番味がはっきりしていて美味しいように感じます。
でも煎を重ねるごとに、表情が変わるキームンを楽しめる気が。なかなか奥が深いですね。