先日、ブダペストのHEREND(ヘレンド)・直営店へ行ってきました。
ヘレンドといえば、ウィーンの薔薇やアポニーなどの美しい模様が描かれたティーカップが日本でも有名。
ティーカップ好きな方のなかには、ヘレンドのものを好んで集めている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ティーカップ以外にも、食器や人形などのオーナメントを制作している、ハンガリーを代表する陶器の有名ブランドです。
直営店には数々の美しい食器や陶器の人形が並んでいますが、「HEREND TEA(ヘレンドティー)」と呼ばれるお茶も販売されています。今回、茶葉の中でも「Green Tranquility」というブレーバーの煎茶を購入しましたので、レビューします。
「HEREND(ヘレンド)Green Tranquility」について
私が購入したのは、HEREND TEAのなかでも「Green Tranquility」という煎茶。
直訳すると、静かな緑茶ということになるのでしょうか?
緑茶の茶葉に、バラ・青いゼニアオイ・マリーゴールドの花びらの香りがついた緑茶です。
落ち着いたクリーム色の缶、側面には細やかな花と蝶々のイラストが書かれており、結構高級感があります。
密封性も高くて、茶葉が悪くなる心配も少なそう。
茶葉の容量は75g。
およそ日本円で700円程度でした。一杯あたり5gの茶葉を使うとすると、だいたい一杯47円程度でしょうか。
煎茶なので二煎目も楽しめると思うとお手ごろ価格であると感じました。
茶葉はこんな感じ。
かなり大ぶりの茶葉です。あと、茶葉のよじれが全然ない…?
通常、煎茶を作るときって最後に茶葉を乾燥させるときに茶葉を揉むため、よじれがあるそうなんですが、この「Green Tranquility」の茶葉には全然よじれがありませんでした。
生産する国が違えば、製法も異なるのでしょう。ところどころに大ぶりの花びらも混ざっていて、とても美しい茶葉だなあと思いました。
「HEREND(ヘレンド)Green Tranquility」を飲んだ感想
それでは実際に飲んでみます。
色は煎茶に近いですが、お花の華やかで上品な香りがします!
後味はさっぱりとした緑茶。
バランスがとれていて、飲みやすく、とても優雅な気持ちになれる緑茶です。
日本でもときどきフレーバードな緑茶を楽しんでいましたが、この「Green Tranquility」はとても上品な感じ。かなり好みの味わいでした。
ただ二煎目は、結構渋みが出てきたので、注意が必要。二煎目は飲めない茶葉なのかな。
香りはしっかりとしているので、水出しを作るともっと渋みも抑えられておいしいかな?なんて考えています。
私が行ったお店には、HEREND TEAが4種類あったので、全部制覇していきたいです。
「HEREND(ヘレンド)Green Tranquility」の評価
独断と偏見で、HEREND(ヘレンド)Green Tranquility」の評価をさせていただきます。
弱い ★★★☆☆ 強い
フレーバーの香り
弱い ★★★★★ 強い
水色
薄い ★★☆☆☆ 濃い
総合評価
低い ★★★★★ 高い
かなり好きなフレーバードな煎茶です。
ヘレンドで購入したティーカップで飲んだので、そのおいしさもひとしお…。
紅茶の詳細情報
ブランド名:HEREND(ヘレンド)
紅茶名:Green Tranquility
紅茶の産地:不明
おおよその価格:日本円で700円程度。ヘレンドの直営店にて購入。