最近紅茶と食べ物のペアリングについて、少しずつ勉強している私。
渋みの強弱やミルクと合うかどうかなど産地ごとの紅茶の特徴を考えて、おやつや食事に合う紅茶をできるだけ選ぶように心がけています。
ただおいしいと考えて選んだ組み合わせがいまひとつだったりすることもありますし、組み合わせを考えるのがちょっぴり手間に思えてしまうことも…。
そんなときにぴったりなのが、日本緑茶センターがおくる「Théand(テアンド)3種」。今回はこちらの紅茶について、簡単にレビューします。
※今回は、メーカーさまから商品をご提供いただいて記事を作成しております。
Théand(テアンド)とは、どんな紅茶シリーズ?
まずは、Théand(テアンド)シリーズの概要からご紹介!
Théand(テアンド)は、フランス語でお茶(ティー)を表す意味のthé(テ)と英語のand(アンド)を合わせた造語です。
一緒に食べる物と合わせた時、相性のよい味わいになるようブレンドしたペアリング紅茶。
食べ物と紅茶それぞれの美味しさを組み合わせることで、さらに「美味しい!」の世界が広がります。
ミルクや砂糖を加えず、ぜひストレートでTeaとFoodのペアリングをお楽しみください。
引用元Webサイト:https://www.tea-boutique.jp/SHOP/52117.html
公式サイトの説明通り、Théand(テアンド)シリーズは、紅茶と食べ物の組み合わせを考えてブレンドしてくれている紅茶。
・パンが引き立つ紅茶 セイロンブレンド
・和菓子と合わせる紅茶 ダージリンブレンド
・ケーキと楽しむ紅茶 アッサムブレンド
の3種類が販売されています。
パンが引き立つ紅茶 セイロンブレンドの商品情報
「パンが引き立つ紅茶」は、パンの小麦やバターを引き立たせる、渋みの少ない茶葉をブレンドした、セイロンベースの紅茶。すっきりしつつ、しっかりとコクがある味わいで、朝食のパンのお供に最適です。
和菓子と合わせる紅茶 ダージリンブレンドの商品情報
「和菓子と合わせる紅茶」は、ほうじ茶のような香ばしさも感じられる、キレのある味わい。
和菓子の風味と調和するダージリンベースの香り高いブレンド。
ケーキと楽しむ紅茶 アッサムブレンドの商品情報
「ケーキと楽しむ紅茶」は、コク深くまろやかな味わいのアッサムベースの紅茶。
生クリームやバターと相性がよく、程よい渋みがスイーツの甘さをすっきりさせます。
ケーキと一緒に飲むと生クリームやバターと合わさり、ミルクティーのような濃厚な味わいに。
※商品情報は、公式オンラインサイトから引用させていただきました。
ふむふむ。パン・和菓子・ケーキそれぞれを食べるときに合わせることを考えて、ブレンドしてくれている紅茶なのですね。
これなら失敗する心配もなく、気軽に紅茶と食べ物のおいしいペアリングを楽しむことができそうです。
ティーバッグは、持ち手つきのテトラポットタイプ。シンプルながらもおしゃれで、素敵なパッケージが嬉しい。
抽出方法
こちらの紅茶の抽出方法は、3種類とも以下の通りです。
1)カップにお湯を入れて温めておきます。
※カップが温まったらお湯は捨ててください。
2)温めたカップにティーバッグを1つ入れ、熱湯150mlを注ぎます。
3)皿などで蓋をして2分間蒸らします。
4)ティーバッグを2~3回揺らして取り出します。
ぜひおすすめの食べ物と一緒にお召し上がりください。
Théand(テアンド)シリーズ3種をレビュー
それではここから、実際にThéand(テアンド)シリーズ3種の紅茶を飲んで、レビューしていきます。
パンが引き立つ紅茶 セイロンブレンド
ほかの紅茶と比較して、飲んだ後のスッキリ感が強かったのがこちらの紅茶。
飲むと口の中がさっぱりとしました。渋みもしっかりとある紅茶だと感じます。
パンチがある紅茶ですが、ミルクが欲しくなるくらいの強い渋みにならないように調整されているようで、ストレートでとてもおいしい!
商品名通り、パンに合わせたらとってもおいしいだろうなあと思い、日を改めてトーストと一緒にいただいてみました。
これは、めちゃおいしい…!パンを食べた後にこの紅茶をいただくと、パンの香ばしさやバターの香りが強く口に広がって、いつものトーストがより美味しく感じられました。
この紅茶を飲むことで、口の中に残ったバターやパンの脂肪分がすっきりとして、またどんどんとパンを食べ進めることができますね。
本当にパンにぴったりの紅茶です。
和菓子と合わせる紅茶 ダージリンブレンド
お次は、「和菓子と合わせる紅茶」。全体的にあっさりとしていますが、香り高い紅茶だなあという印象。ダージリンが含まれているからでしょうか。
すっきりしていて、スパッと切れるような渋みがあります。でも渋みがそこまで強くないため、やはりこちらもストレート飲んでもおいしい。
烏龍茶やほうじ茶のような香ばしさがある紅茶ですね。
今回はまず、胡麻が入った少し和風のケーキと組み合わせてみました。
胡麻の香ばしい香りとこちらの紅茶を一緒に飲むと、両方の香りが引き立っておいしかったです。
ただこのケーキに入っているカスタードの香りが少し強く、紅茶の味わいを邪魔してしまっているように感じたため、次は柏餅とみたらしだんごと合わせてみました。
うん!やはり、こちらの組み合わせの方が間違いないです。
両方ともおいしかったですが、とくに柏餅とこの紅茶の組み合わせが良かった…!
ケーキと楽しむ紅茶 アッサムブレンド
最後にいただいたのは、「ケーキと楽しむ紅茶」。こっくりとしたまろやかな香りが感じられます。水色は、深みがある赤色。黒いというよりは、明るさもある色。
飲んでみると、重たすぎない爽やかな渋みがあります。ストレートでも口の中がキューッとなりすぎない、本当に美味しい渋み。あとは、紅茶の旨みやコクが強くて、すごく美味しかったです。もともとアッサム種を使ったほっくり系の紅茶が好きなので、かなりタイプのブレンドでした。
今回は、生クリームをたっぷりと使っていて、いちごがのっているケーキと合わせてみました。
こちら、すごく良い組み合わせで、感動してしまいました…!
もっと渋みがしっかりとしている紅茶だと、ケーキを食べた後に口の中のケーキ成分を全部スッキリ洗い流してしまいがち。
でもこの紅茶は、渋みが適度でケーキを食べた後にも口の中にクリーム感が残り、口の中でケーキと紅茶の味が合わさってとてもおいしいのです。
パッケージに書いてあるとおり、少しミルクティーを飲んでいるかのような感覚になりますね。不思議。
また渋みが強い紅茶だと、ケーキに載っているフルーツと喧嘩してしまう心配もあるのですが、こちらの紅茶は渋みも程よいため、少し酸味のあるフルーツが載っているケーキでも合わせやすかったです。
「まとめ」
以上、日本緑茶センターがおくる「Théand(テアンド)」シリーズの紅茶3種についてのレビューでした。
3種類の紅茶それぞれに、個性がしっかりとあって、おいしいブレンドティーでした!
商品名についている通り、食べ物とのペアリングもとても良かったです。
どのブレンドもストレートでおいしく飲めるように、渋みが調整されている点も嬉しいですね。
私はケーキが好きなので「ケーキと楽しむ紅茶 アッサムブレンド」はぜひリピートしたいです!