こんにちは!紅茶・ハーブティーを飲むことが趣味の主婦です。
このサイトをご覧くださり、ありがとうございます。
以前ハンガリーに住んでいたとき、イギリスからウィッタードの紅茶を購入しました。
送料は結構かかったのですが、イギリス国内と変わらないお値段で紅茶が買えたので、日本からウィッタードの紅茶を買うのよりだいぶお得な印象。
それからゆっくり飲み進めていた紅茶の一つが、イギリス・ロンドンの地名をテーマにした紅茶セット「The British Icons Mini Caddy Gift Box」。
・チェルシーブレックファスト
・コベントガーデンブレンド
・ピカデリーブレンド
の3種類の紅茶が、小さなキャディ缶に入ったとてもかわいいギフトボックスです。
これまで、チェルシーブレックファストとピカデリーブレンドについて、レビューしてきましたが、今回は3つめの「コベントガーデンブレンド(Covent Garden Blend)」について、記録します。
ウィッタード「コベントガーデンブレンド」の基本情報
そもそもこの紅茶についている地名コベントガーデンとはどんなところなのでしょうか。
コベントガーデンは、ロンドン中心部ウェストミンスター地区にある地域。「修道院の庭」という意味がある地名で、古くは、大規模な青果やお花の市場があったんだそう。現在ではショッピング街としてとても賑わう場所になっています。
そんなコベントガーデンの名を関する紅茶、一体どんなフレーバーなのか飲むのが楽しみです。
公式サイトの商品説明
イギリスのウィッタードの公式サイトでは、こちらの紅茶について、以下のような記載がありました。
A fabulously floral loose leaf black tea with cascading petals and a hit of tangy apricot – housed in a Best of British mini caddy adorned with illustrations of London’s streetscape.
We were inspired by the sights and scents of Covent Garden market to craft this delicate blend of loose leaf Ceylon tea, layered with hints of peach and apricot. As a homage to Covent Garden’s blossoming history as a fruit and flower market we’ve added a glorious cascade of petals, from cornflowers to bright safflowers and marigolds – it’s a little cup of metropolitan paradise.
The bespoke storage caddy makes a perfect gift for any tea-loving Anglophile.
引用元Webサイト:https://www.whittard.com/gifts/covent-garden-blend-loose-leaf-mini-caddy-343525.html
意訳させてもらうと、
「複数の連なった花びらとアプリコットの酸味が香る素晴らしいルーズリーフの紅茶。ロンドンの街並みで飾られた「ベスト オブ ブリティッシュ」のミニキャディに収納されています。
コベントガーデンの市場の風景にインスパイアされて、この繊細なセイロンティーをブレンドし、桃とアプリコットの香りを重ねました。フルーツとお花の市場として栄えたコベントガーデンの歴史に敬意を表して、矢車菊から鮮やかなベニバナ、マリーゴールドまで連なる花びらの重なりを加えました。この一杯のカップは、大都市の楽園です。
オーダーメイドのキャディ缶は、お茶を愛するイギリス人へのギフトにぴったりです。」
って感じでしょうか…?
cascading petalsの訳が難しいですね。
cascadingは何段も連なった小さな滝をあらわす英語のよう。
原材料や茶葉をみると、複数種類の花びらが入っているので、その様子を表しているのかなあと予想して訳してみましたが、間違っているかも…。
紅茶の詳細情報
ブランド名:ウィッタード(Whittard)
紅茶名:コベントガーデンブレンド(Covent Garden Blend)
原材料:93% Black Tea, Flavourings, Marigold, Safflower and Cornflower Petals(93% 紅茶、香料、マリーゴールド・ベニバナ・ヤグルマギクの花びら)
紅茶の産地:スリランカ
購入場所:ハンガリーに住んでいるときにイギリスから購入
原材料に書いてあるとおり、茶葉にはいろんな種類の花びらが確認できます。
ここまで複数種類の花びらが入っているきれいな茶葉は、あまりみたことがないかも。
淹れる前からうっとりしますねえ。
写真ではうまく写っていませんが、矢車菊の青色、マリーゴールドの黄色、そしてベニバナの赤色の3色の花びらがとてもきれいに混ざっています。
香料について細かく書かれていませんでしたが、商品説明にあったように、アプリコットと桃の香りは確実に入っていると思われます。
ウィッタード「コベントガーデンブレンド」をレビュー
抽出方法
公式サイトにも、そしてキャディ缶にもこのコベントガーデンに特化した紅茶の抽出方法は書いてありませんでした。
ただ公式サイトに「Number of servings (using 2g/ 1 tsp per cup): 35g = 17 cups」とありますので、一杯あたり2gを使うと良さそう。
(あくまでイギリスの水の場合なので、日本で淹れるときにはお気に入りの抽出方法を検討する必要がありそうですが…。)
飲んだ感想
茶葉の時点でだいぶ桃っぽいフルーツの香りが強かったので、香料強めの紅茶なのかな…?苦手な部類かも。と思いながら飲んだのですが、意外にも味わいはあっさりめ。
フレーバーの香りはそこまでつよすぎず、紅茶とのバランスはなかなか良かったです。フルーツの香りが強めだったので、あまり花びらの香りはわからず…。
もちろんノンフレーバーに比べれば、かなり華やかですので、好みは分かれると思います。
ある人は、芳香剤の香りと指摘しないとは言い切れない…。でもフレーバードに慣れている人なら、割と好きじゃないかな。
合わせづらいとは思うけれど、食べ物と全く合わせられないかといえば、そんなことはなさそう。
ご飯との相性やチーズとの相性は良くないと思うけれど、シンプルな焼き菓子とは合いそうですね。
今回合わせたプリンは、濃厚な味わいだけれども、酸味などはないシンプルなバニラのタイプだったので、結構コベントガーデンブレンドとも合うと感じました。
紅茶の渋みはそんなに多くはないので、口の中をさっぱりとはあまりさせてはくれないけれど、プリンと一緒にこのブレンドを飲むと、プリンがより濃厚で深みのある味に思えました。
もちろん、この紅茶単体で飲むのも間違いないです。
ウィッタード「コベントガーデンブレンド」レビューまとめ
以上、ウィッタードのコベントガーデンブレンドの記録でした。
予想よりは香り抑えめだけれど、やっぱり好みは分かれるくらい、しっかりとフレーバード。
毎日飲みたい、1日に何度も飲みたいというタイプの紅茶では全くないです。
フルーティーな香りでリラックスしたいとき、華やかな気分になりたいときにおすすめのフレーバードティー。
夏にアイスティーで飲むと、かなりあっさりとして良いかもしれません。
ミルクとの相性は、イマイチだと思いますが、今度試してみようかな。
日本国内のアマゾン・楽天などでは、このウィッタードのコベントガーデンブレンドを購入することは難しいようですが、アールグレイやイングリッシュブレックファストなど定番のフレーバーは買うことができます。